事業内容

当社サービス1

新規高機能疎水化セルロースナノファイバー

『セロキサン』 の製造及び販売

 近年、植物由来の新しい繊維として、セルロースナノファイバー (CNF) が注目されています。CNFは植物を構成するセルロース繊維を水中で機械的または化学的にほぐすことによって得られるナノ構造を維持した繊維であり、水と馴染み易く、水中でのみ分散が可能です。CNFは鉄に比べて強度がおよそ5倍、質量が1/5という非常に強い強度と軽量性を併せ持っているため、樹脂への添加により高付加価値を与えることが期待されます。しかし、プラスチックをはじめとする樹脂は水とは馴染み難く、水と馴染み易いCNFとは相性が悪く、樹脂との均一な混錬が困難でした。

 当社では、水中で分散したCNFを独自の表面処理技術を駆使することによって、水中でCNFの表面構造を変える処理を行い、水と馴染み易い性質から、水と馴染み難い性質、つまり親水性から疎水性に変え、疎水化CNFを得ることに成功しました。従来のCNFはセルロース繊維同士の高い親和性から水を除去し粉末状態にするとセルロース同士が凝集し、そのナノ構造が崩れてしまうという欠点がありました。しかし、当社の開発した疎水化CNFは粉末状態にしてもそのナノ構造を維持することができます。当社はこの疎水化CNF粉末を『セロキサン』と名付けました。セロキサンは、皮膚の凹凸にもファンデーションのように広がり、種々のプラスチックおよび有機溶媒へ効率よく分散し、プラスチックへの少量の添加によって強度向上が見込めます。また、独自の技術を利用することによって、各種樹脂特化型のセロキサンライブラリーの開発にも成功しました。

 当社では、お客様のニーズに応じたテーラメイドのセロキサンライブラリーの開発とともに、セロキサンライブラリーの安定供給を目指します。

 


当社サービス2

独自の表面処理技術を駆使した、

基材を選ばない機能性の付与

 これまでの表面修飾は既存材料へ、塗ることによってその機能を付与することのできる塗布型のものと、シランカップリング剤等のカップリング剤を用いた化学結合を介する化学結合型の修飾方法の二つがあります。しかし、塗布型は、物理的に吸着しているため、耐久性が乏しく、何度も施工を行わなければ機能を維持することができませんでした。化学結合型は、化学結合を介しているため、機能が半永久的に維持しますが、カップリング剤の不安定さから、水分に耐性がなく、一度に使い切らなければなりません。また、反応時間に高温、長時間を必要とし、基材もガラスといった限定的なものにしか利用できませんでした。このため、簡便かつ長期間機能が維持する表面修飾法が望まれていました。

 当社の開発した表面修飾法は、室温、5分以内で施工が完了し、化学結合を介しているため、機能も半永久的に持続します。また、利用可能な基材も、ガラス以外に、外壁、木材、石材、プラスチック、金属、金属酸化物と基材を選ぶことなく様々な基材に適用可能です。また、機能性も疎水性以外に、耐熱性、耐薬品性、親水性、静電防止性、蛍光発光特性等様々な機能を付与することも可能です。

 当社では、お客様のニーズに応じた機能を付与することのできるカップリング剤を多数所持しております。また、これらのノウハウを利用したコンサルティング事業も行っておりますので、お困りの際は是非ご連絡ください。